今日、興味深いテレビ番組を見た。「じゃん」の発祥地はどこか?というのを追求したバラエティ。一般的に、「~じゃん」は、横浜が発祥だといわれている。ところが、実はこれが山梨の甲州弁が発祥の地らしいという。
アメリカ育ちのうちの双子が「じゃん」を使うのが珍しいと、よく人に指摘される。まあ、それは八王子出身の私の影響なのだけど、八王子でも、私が子どものころから「~じゃん」はよく使われてきた。八王子は横浜線の終着駅なので、横浜弁が伝わったというのが一般的な見方で、私もそう思っていた。この話題については、以前もブログで触れたことがある。「八王子弁」
ところが、長野出身の私のおばが、去年双子の「じゃん」を聞いて、「長野の保育園で覚えたの?」と聞いてきた。「じゃん」は長野でよく使われるのだとか。えっ!それは初耳よ。ハマ言葉がこんな田舎に飛び火したの?と不思議に思っていた。
それが、今日の番組を見ていたら、もともとは甲州弁の「じゃん」が、「日本のシルクロード」を通して、八王子を通り、横浜に伝わり、同時に反対方向である長野の松本にも伝わったのだとか。横浜が開港した当時、日本の輸出品の主なものは絹だった。山梨では絹の生産量がその4割を占めていた。長野の松本でも、絹糸の製造工場があり、その関係で山梨からの文化や言葉が伝わった。そしてそれらの絹製品を山梨の商人が馬に乗せて八王子を通って横浜に運ばれ、船に乗せられた。そういえば、八王子は織物の町として有名だし、長野の、私が今いる母の実家(松本の近く)でも、昔は2階で蚕を飼っていた。あら、私の出身の八王子と長野が「じゃん」でつながった。

