映画ハリーポッター・不死鳥の騎士団

ハリーポッターの第5巻の映画「不死鳥の騎士団」を見た。原作はファンだけど、映画にはそれほど期待していなかったので、DVDが出てからゆっくり見ようと思っていた。映画を見た感想は、やっぱり原作には遠く及ばない。ただ、映像ならではの迫力は満点。エンターテイメントとしては見ごたえがある。

それにしても、4巻同様映画はしょりすぎ!本を読んでいない人に本当にストーリーが全部分かるのかどうか、はなはだ疑問である。だいたい、原作の5巻は全7巻の中で一番長いのに、映画ではこれまでで一番短いって、いったいどういうこと!?7巻発売前の映画公開だったから、7巻で明らかにされる重要な伏線がすっぽり抜けてるし。まあ、これは作者しか分からなかったことだから仕方ないとして。7巻の映画でもこの伏線はあっさり無視されるのだろうか?ハリーポッターの醍醐味は、1巻から全体を通して縦横無尽に張り巡らされた伏線が、7巻で全て解き明かされること。最終巻を読んだあと、1巻から読み直して、あちこちに隠された伏線を一つ一つたどり、読み解かしていく行為は、宝探しの心境に似ている。でも、映画でそれを期待してはいけないのかな。

ところで、最後の魔法使いの戦いは、映像で見るととても迫力がある。現実に存在する銃とか刀とか、素手とかの戦いではなく、魔法を使っての戦いをこんなに迫力満点の映像にしたのは初めて見た。あと、チョウ・チャンとハリーのロマンスをもっとたくさん見たかった。6巻以降ハリーとロマンスが生まれる女優は顔がイマイチだし。女優と言えば、原作で「Toad like(カエルみたいな」)と形容されているドロレス・アンブリッジの女優が、ちょっと美人すぎたと思う。