有吉佐和子の「華岡青洲の妻」という、かなり古い本を読んだ。昭和41年の女流文学賞受賞作品。去年日本へ里帰りしたときに、両親の住む長野の家のすぐ近くのさびれた図書館で、図書館祭りをやっていた。子どもの絵本読み聞かせがあったので、双子を連れて行ったついでに、「古本差し上げますコーナー」というのがあって、そこで無料で手に入れた。本には30円の値札がついていた。元の値段は180円。やっ、安ーい!
テーマは、嫁と姑の争い。舞台は江戸時代だけど、これは永遠のテーマですな。だけど、この本の内容は桁違いに怖い!自らの命を懸けた、まさに戦い。女って怖い・・・。後でネットで検索してみたら、和久井映見出演でドラマ化もされていたらしい。ドラマにはもってこいのドロドロ劇ですな。
女のドロドロ劇といえば、同じ図書館で手に入れた、同じ有吉佐和子の「不信のとき」も怖かった。これは、はっきり描かれていない女の思惑というのがやけに怖かった。これもドラマ化されている。有吉佐和子の作品は、この2冊で初めて出会ったけれど、他のも読んで見たくなった。
あ、それと、私が東野圭吾ファンだと知って、友人が同作家の「昔僕が死んだ家」というのを貸してくれた。これも今日読んだ。さすが東野圭吾。期待を裏切らない、面白い作品だった。タイトルの意味が、最後の最後まで分からなかった。
