だんなも、その日は自宅出勤にして、学校まで一緒に歩いて送っていった。学校までは徒歩10分。アメリカの子どもたち(とりわけキンダー)は、親がしっかり送り迎えしないといけない。バスに乗る子達は、バス停まで、うちみたいに家が近い場合は歩いて学校に行き、先生に引き渡し、帰りも親がちゃんとサインをしないと返してくれない。または、車で送り迎えの場合は、学校の入り口まで車をつけ、そこで待っている先生たちに直接引き渡す。朝、学校の前にはいつも長い車の行列ができている。
さて火曜日の朝、道の半分以上まで来たときに「あ!名札忘れた!」と、突然思い出してしまった。キンダーの子は最初の2週間名札をつけなければいけないのに、それを忘れてきてしまった。幸い、だんなが家に取りに戻ってくれた。ああ、だんなが一緒にいてくれてよかった。名札を取りに戻ってからは、自転車で学校まで戻ってきた。
一方、モモちゃんは学校の目の前で転んでしまった。すると、それまで陽気に歩いていたのが急にめそめそしだし、学校に着いて体育館に入り、席に着いてもずっと悲しそうな顔をしている。見かねた先生が、そばに行って話しかけてくれて、少しは落ち着いたみたいだけど、ずっと先生の手を握っていた。みんなそろったところで、両親とお別れして、新入生たちは教室へ行った。
午後3時半、迎えに行ったら、二人とも一日楽しかった模様。と思ったら、モモちゃんが「お弁当入ってなかったよ!」えっ!!!そんな馬鹿な!!!「で、お昼ご飯どうしたの?」と聞いたら、「カフェテリアのおばさんがカードをくれて、それで買った」希望者に出される給食をもらったらしい。先生に支払いはどうするのか聞いたら、あとで請求が来るらしい。
けど、お弁当、ちゃんとランチバッグに入ってたのに。このランチバック、2重になっていて、上と下、おやつと弁当、別々に入れられるようになっていて、それぞれ別々のジッパーがついている。お弁当箱は、下の部分に入っていたんだけど、モモちゃんはどうやら上のジッパーだけを開けて、お弁当がないと思ったらしい。で、丸々残してしまった。せっかく初日だから張り切ってキャラ弁作ったのに~。おにぎりにのりでニコニコ顔もつけてあげたのに~。さん太は完食してきた。モモちゃんのお弁当は、家に帰ってから二人で分けておやつ代わりに食べた。
家では、今日一日あった事を色々と話してくれた。「良いな~。ママも子どもに戻ってまた学校に行きたいよ」といったら、モモちゃんに冷めた調子で「どうすることもできないよ」といわれてしまった。はい、その通り。
