うちから車で約1時間20分ほどの、メリーランドに住む友達の家で集合し、そこからさらに北に2時間弱かかる。おしゃべりしていればあっという間(運転手以外)。お昼ごろに到着して、アーミッシュ料理のレストランで昼食。メインの料理(鶏のフライ、ミートローフ、ハムの中から選ぶ)は特別アーミッシュ料理というわけではないだろうけれど、普通のレストランで食べるよりもおいしかった(私は皮がぱりぱりの鶏肉が大好物)。付け合せの色々なおかず、パン、バター、デザートのアイスクリームなどは、アーミッシュレシピなのだろうか、どれもおいしかった。

食事の後はショッピング。道端でアーミッシュの人たちがヤードセールをやっていた。彼らの会話に耳を傾けると、英語ではない。別名Pennsylvania Dutchというから、オランダ語なのだろうか?友人が、搾りたての牛乳を買ったので、試飲させてもらったら、こくがあっておいしい!日本の牛乳みたい。
周囲は見渡す限りアーミッシュの畑。耕運機などの機械は一切使わず、牛に引かせた機械で畑を耕している。道路も、馬車と車が共有している。「何でこんなにのろのろ運転なんだろう」と思っていると、前のほうでアーミッシュの馬車が左折しているのが見えて、「あ、馬のせいか」と納得することもしばしばあった。路肩も、車が馬車を追い越しやすいように普通よりも幅が広く取ってある。

民家を見ると、車の留まっている家とそうでない家がある。普通の人たちもアーミッシュに混じって暮らしているのだろうか。アーミッシュは、すぐ隣の家にある、テレビやコンピュータ、車や電子レンジの生活にふらふらっと誘惑されることはないのだろうか?
お店をいくつも回ってアーミッシュの工芸品を見た後は、この旅最大の目的、マーケットへ。アーミッシュのマーケットは木曜日から土曜日までしかやっていない。入ってみると、たくさんの観光客でごった返していた。手作りのパンやケーキ、肉や野菜、缶詰や瓶詰め、食材などなどが所狭しと並べられ、アーミッシュの服を着た人たちが売っている。先ほどの牛乳が売られていないかと探したけれど、見つからなかった。残念。
アーミッシュの店はどこも5時に閉まってしまう。マーケットも5時半で終了。ちょっと早いけど、アーミッシュの村を後にしたら、すぐ近くにアウトレットモールがあったので、そこにとまって1時間ほど歩いて回った。日本から帰ってきたばかりでお財布が寂しいので何も買わずにおこうと決めておいたのに、モモちゃんのサンダルとか私の財布とか服とか、必要なものを思い出したので選んでいたら、気がつくと両手に買い物袋が・・・。昔ながらの素朴なアーミッシュの村を回って心が洗われたばかりだというのに、そのすぐそばにある商業主義のシンボルのようなアウトレットモールの看板に吸い寄せられ、あっという間に現実世界に引き戻されてしまった感じ。
私の留守の間に、さん太は自転車の補助輪をはずして乗れるようになっていた。モモちゃんはいまだに補助輪付き。

